『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』の第5話。

 

 

『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』は、漫画家・門瀬粗(かどせあら)が描く、"うつ" を患う奥様との日常漫画です。

 

 

【第5話】

 第5話で見られる症状は 気分反応性 です。簡単にいうと、楽しいことはより楽しく、悲しいことはより悲しく感じること とのことです。

 

 

 あらさん曰く、よこさんの "うつ" がひどいときは、部屋を隔ててその雰囲気が伝わってくるのだそうです。周りを巻き込んでネガティブトークを繰り返すので、時として、近くにいる人が状態を判断してコントロールすることも必要です。

 

 また、"うつ" が強い状態のときは、何かを決断するのが困難になることがあります。その場合、決断を保留することも検討します。

(※ 特に重要な決断は、決して1人でしない若しくはさせないように心がけます)

 

 

 少し前までひどく沈んでいても、楽しいもの、興味深いものに触れた途端、人が変わったようにテンションが上がることもあります。これが「気分反応性」と呼ばれます。

 

 調子の良いときと悪いときのギャップに驚くこともありますが、"うつ" を支える側はそれを踏まえておく必要があります。

  

 

 

 "うつ" を患う人にとってはこれらの状況はとても大変なことだと思います。ただ、この漫画はそれを悲壮感たっぷりに伝えるのではなく、コミカルに描いて伝えています。そのため、"うつ" というデリケートな題材を、読者にストレスを感じさせることなく伝えることができているのではないかと思います。

 

 

 

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