『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』の第6話。
『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』は、漫画家・門瀬粗(かどせあら)が描く、"うつ" を患う奥様との日常漫画です。
【第6話】
第6話で、よこさんとあらさんは引っ越しをします。台風か近づく時期でしたが、本格的に天候が荒れる前に引っ越しを終えられて一安心……と思ったものの、大きな環境の変化が "うつ" に影響することもあります。
引っ越し作業で仕事が押していたこともあり、仕事を分担して進めようとしたよこさん。しかし、何とかしなければと焦るほどに "うつ" が深刻化していきます。
二進も三進も行かず、病院に行ったら入院を勧められてしまいます。漫画家とその家族アシスタントのような自宅稼業の場合、仕事場と居所が一緒なのが余計にプレッシャーになってしまうそうです。
気分転換の意味も込めての入院のススメでしたが、病院のベッドの空きがなく、予約待ちをすることになります。病院の状況次第では、一番辛いときに対応してもらえないこともあり得るようです。そんなときは、身近な人が支えてあげるほかありません。
ちなみに、台風の経過とともによこさんの容態は持ち直しました。「引っ越し」と「台風」など、いろいろな要因が重なって "うつ" を誘発することがあります。そのときそのとき臨機応変で対応して行かなければならないのは、本当に大変そうです。
"うつ" を患う人にとってはこれらの状況はとても大変なことだと思います。ただ、この漫画はそれを悲壮感たっぷりに伝えるのではなく、コミカルに描いて伝えています。そのため、"うつ" というデリケートな題材を、読者にストレスを感じさせることなく伝えることができているのではないかと思います。
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俺のうつ嫁が、めんどかわいい。 [ 門瀬粗 ]
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